映画「ヘアスプレー」と「ヘルプ 心をつなぐストーリー」 [映画]
最近レンタルでちょっと良かったDVDのご紹介。
あまり予備知識なく借りたのですが、なんとハッピーミュージカルというジャンルでした。つまり、普通の会話や自分の気持ちを音楽に合わせて、ダンスと、歌い上げているのです!
60年代のボルチモアで、1人のちょっとBIGなかわいい女の子のほのぼのハッピーストーリー。お母さん役が、ジョントラボルタで、私は初め二度見をしてしまいました。まさか!って感じで。
60年代を衣装や街もカラフルで、人種差別も取り上げているのにシリアスにならず、それを包み込む感じでストーリーが展開していきます。私は最初なぜ歌から始まるのか理解できなかったのですが、どんどんストーリー・歌・魅力的な登場人物・ダンスに惹きこまれていきました!ハッピーな感じの映画を見たいときはちょっとおススメかも。
もう一作は、お店のポップアップの案内で、「口コミで広がった感動作!」というのを読んで借りた、「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」です。
年代は同じ60年代。人種差別が激しかったミシシッピ州の実在のメイドさんたちのお話を小説にしてベストセラーになった。それを映画化したもの。私の知らなかった時代のお話。本当に知らない事ばかり。内容はシリアスです。でもひきこまれます。真実を語るまでの彼女たちの葛藤や勇気を描いています。実際のお話で、60年代の世相を考えると、今では考えられないほどの勇気です。丁寧に描かれています。是非おススメです。
偶然にも人種差別について描かれている作品でしたが、私の知らない事ばかりで、ショックでもありました。そしてこれら二つの作品に共通しているのですが、シリアスなものの中に笑いもあり、その現実に立ち向かう姿に感動し、しかも勇気ももらえるそんな作品でした。こういった現実もあったと知っておきたいかもです。